仕事にするなら挑戦する価値のある資格

システムを利用して業務を管理している企業は多く、システムが利用できなくなると、業務に支障をきたすことも少なくない。システムが安定して稼働するには、システム運用やシステム保守が不可欠だ。システム運用やシステム保守の仕事をするにあたり、必須となる資格はない。しかし、資格を取得することにより、体系的な知識が習得でき、顧客などからの信頼を得ることもできる。

インフラエンジニアの主な仕事であるシステム運用やシステム保守に関する資格は、他のIT分野と比較すると少ない。その中でオススメするとなれば、経済産業省が認定する国家資格のITサービスマネージャ試験だ。試験内容は、システム導入やシステム保守、システム管理方法、セキュリティ対策が含まれる。また、障害が発生した際、影響を最小限に抑えてサービスを再開する対処法や、サービス改善の立案など、高度でかつ広範囲な知識が必要だ。

午前中の2つは多肢選択式で、IT知識全般の30問とシステム運用やシステム保守を中心とした25問が出題される。午後からは、記述式と論述式の問題が出題されるのが基本だ。多肢選択式と記述式は60点以上、論述式は最高評価であるAランクを取得しなければならない。特に、論述式を苦手とする受験者が多い傾向にある。

以上4つのテストで合格点を取ることで、無事合格だ。合格率は13%程度で、受験層はITに関するベテランが多い。ITサービスマネージャ試験は、難易度の高い資格であると認知されているため、資格の信頼度も高いといえるだろう。